ノキシノブ


Lepisorus sp.
27 Feb. 2016. Matsumoto, Nagano.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO200, F6.3, SS1/60秒

ノキシノブの仲間。

ノキシノブは軒下に「シノブ」のように生えることからこの和名が付けられています。「シノブ」とはシダ類の科のひとつで、「堪え忍ぶ」性質が強いことに由来しています。ノキシノブ属の仲間は一般的なシダ類とは異なり、枝分かれしない特徴的な細長い単葉をもっていて、日本からは10種ほどが知られていますが、よく似ていて種同定が難しいのだそうです。

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エナガの愛称


Aegithalos caudatus
27 Feb. 2016. Matsumoto, Nagano.
SONY α77 II, SONY 70-400mm F4-5.6 G SSM II, ISO500, F5.6, SS1/500秒

いつもの谷からの帰り際、エナガの集団に遭遇しました。忙しなく動き回るのでなかなか落ち着いて撮ることができないエナガ。小さくて丸っこい体に長い尾羽が特徴的な本種は、ヨーロッパから日本までのユーラシア大陸・アジアに広く分布しています。学名は「長い尾をもつカラ類」という意味だそうで、1700年代にカール・フォン・リンネによって記載されています。この特徴的な形態から、日本では江戸時代には「柄長柄杓」、「柄柄杓」、「尾長柄杓」など、柄杓に由来する呼び名で親しまれていたようです。後輩はエナガを「Chupa Chups」と呼んでいました。確かに現代の日本では「柄杓」よりも「Chupa Chups」の方が伝わるのか?

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ルイス型


Anechura harmandi
27 Feb. 2016. Matsumoto, Nagano.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO100, F5.0, SS1/250秒

コブハサミムシのオス (ルイス型)。

まだまだ寒い松本ですが、本日はいつもの谷の日当たりがいい斜面でコブハサミムシを見ました。コブハサミムシは雌雄で鋏の形状が異なり、さらにオスの鋏の形状にも2型があります。写真の個体は「ルイス型」のオス。もう一つは「アルマン型」と呼ばれるもので、もう少し鋏の形状が湾曲していて短く、丸いです。以前に同じ谷でアルマン型を撮影していましたので、ここには2型が混棲しているようです。この「ルイス型」と「アルマン型」は地域ごとに出現頻度が異なるようで、どちらか片方しか見られない場所もあります。

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カニムシ


Chernetidae sp.
20 Feb. 2016. Matsumoto, Nagano.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO100, F14, SS1/60秒

ヤドリカニムシ科の仲間。
いつも行っている谷の針葉樹の樹皮を少し捲ったら必ずでてきます。
この個体はかなり小さい個体でした。

DSC08961.jpg
Chernetidae sp.
13 Feb. 2016. Matsumoto, Nagano.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO400, F11, SS1/60秒

こちらは撮影日は違いますが、同じ場所で撮影した大きな個体。
ヤドリカニムシの仲間が何かに便乗している写真を撮ってみたいけれど、遭遇したことがないです。
ネットでは写真が落ちていたりしますが…。

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Hydroptila sp.
21 Feb. 2016. Matsumoto, Nagano.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO100, F11, SS1/125秒

ヒメトビケラ Hydroptila 属の仲間。ヒメトビケラ科 Hydroptilidae, ヒメトビケラ亜科 Hydroptilinae。日本からは8種が記録されていて、いずれも微小種。どの種も触角が短めで翅の毛がもふもふ、とても可愛らしいです。

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早春のトビケラ


Apatania sp.
21 Feb. 2016. Matsumoto, Nagano.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO100, F3.5, SS1/640秒

湧水で撮影したコエグリトビケラ Apatania 属の仲間。2015年6月25日にも別の湧水で撮影しています。日本からは14種記録されていますが、未記載種が多数存在することが指摘されており、分類学的な再検討が必要であるとされています。本州ではヒラタコエグリトビケラ Apatania aberrans が普通。ヒラタコエグリトビケラ A. aberrans は早春と秋に羽化するそうですので、今回撮影した種もヒラタコエグリトビケラ A. aberrans だろうか。もうすぐ春ですね。

DSC09093.jpg
Apatania sp.
21 Feb. 2016. Matsumoto, Nagano.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO100, F11, SS1/125秒

同個体を少しだけアップで。渋い。

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卵塊を覆うゼリー状物質の役割


Urostylis sp.
13 Feb. 2016. Matsumoto, Nagano.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO400, F11, SS1/60秒

クヌギカメムシ Urostylis 属はアジア地域に分布していて、晩秋にクヌギなどの樹皮の窪みに卵塊を産卵します。卵塊はゼリー状物質で覆われていているのですが、ふ化した幼虫はこのゼリー状物質を食べてある程度成長します。このゼリー状物質はガラクタンという多糖類が主成分であり、3齢幼虫になるまでに必要な栄養分とその後の生活で植物摂食時に必須となる共生細菌が含まれているのです。ガラクタンの産生は藻類や植物では知られているそうですが、動物では例外的なのだそうです。寒い時期にふ化する幼虫が餓死しないために、さらにその後の生活にも必須となる共生細菌を受け継ぐための工夫がこのゼリーに含まれています。

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越冬中の幼虫


Lycaena phlaeas
13 Feb. 2016. Matsumoto, Nagano.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO400, F11, SS1/60秒

ベニシジミの幼虫。

ベニシジミは年3-5化で春から秋にかけて出現します。食草はスイバ、ギシギシ、ノダイオウなどのタデ科植物で、幼虫で越冬するどこにでもいる普通種。でも幼虫を見つけたのは初めてでした。幼虫の食痕は、特徴的な薄い膜状になり、そのような葉を見つけて丁寧に捲ると幼虫を見つけることができます。

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東京の梅


Prunus mume
11 Feb. 2016. Chofu, Tokyo.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO100, F2.8, SS1/400秒

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節分の時期に


Shibateranthis pinnatifida
11 Feb. 2016. Chofu, Tokyo.
SONY α77, SONY 50mm F2.8 Macro, ISO100, F5.6, SS1/250秒

セツブンソウ。
長野だと3月に咲くのですが、東京ではちゃんと節分の時期に咲いていました。

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PROFILE

Author:Tomoya SUZUKI
1985年10月生まれ

HP: MAGNIFYING GLASS
2015年5月2日開設

※画像の無断複写・転載を禁じます。
写真の使用に関しましてはメールまたは問い合わせフォームよりご連絡ください。

E-mail:
10.3.t.suzuki@gmail.com


現在使用中のカメラ
SONY α77
SONY α77 II
SONY α99

これまでに使用したカメラ
SONY α700
KONICA MINOLTA α7 DIGITAL

現在使用中のレンズ
SONY 50mm F2.8 Macro
SONY Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II
SONY 70-400mm F4-5.6 G SSM II

これまでに使用したレンズ
MINOLTA AF MACRO 50mm F2.8
MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5
MINOLTA HIGH SPEED AF APO 80-200mm F2.8
SONY Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA
Kenko α-AF 2X TELEPLUS MC7

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