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Impression


コオニヤンマ Sieboldius albardae
17 Jun. 2011. 佐賀県佐賀市

 佐賀県の水路で釣りをしていて、水路脇のベンチに座ろうとしたら…こんなところで羽化していたコオニヤンマ。まだまだ色も薄くて体も固まっていません。小さい頃は色々なトンボのヤゴを飼って羽化させましたが、大事に育てたヤゴが羽化するのは、とても嬉しかったことを覚えています。
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Exoticism


ラミーカミキリ Paraglenea fortunei
14 Jun. 2011. 鹿児島県湧水町

 水色がキレイな小型のカミキリムシ。でも明治以降に侵入したと考えられる外来種なんだそうです。九州では色々なところで見かけました。というのも九州から侵入した南方系の種らしく、寒すぎるところでは越冬できないのだそうです。でも温暖化の影響で本州をどんどん北上しているのだとか…現在、東京都でも定着が確認されているのだとか。外来種には様々な問題がありますが…でもやっぱり、キレイなものはキレイですね。

Cryptobiosis


ホウネンエビ Branchinella kugenumaensis
12 Jun. 2011. 鳥取県鳥取市

 僕は先日の山陰・九州サンプリングではじめてホウネンエビを見ました。もちろん昔からその存在自体は知っていましたが、なかなか出会うことが出来ず…カブトエビなら実家の近くでも見かけたのですが。なのでちょっと感動しました。ホウネンエビの卵には乾燥耐性があって、クマムシやネムリユスリカのクリプトビオシスと同様に二糖類のトレハロースを含有していることが深く関係しているのだとか…(勉強していないので詳しくはワカリマセン)。なので田んぼの水が抜かれているときは乾眠状態で耐えて、翌年また田んぼに水が入ると卵が孵化します。

ANTENNA


セマダラコガネ Blitopertha orientalis
14 Jun. 2011. 鹿児島県薩摩川内市

 さて、甲虫が続きます。

 こいつは見た瞬間に「撮りたい!」と思いました。なぜなら…触角が素敵過ぎるから!なんてオシャレな触角なのだろうか…ステキ過ぎるぜ、あんた。体色にはかなり変異があるようで、茶色地に黒い斑点があるものや、この個体のようにほとんど黒に近い個体もいました。こんなまさに「アンテナ!」と言わんばかりの触角は、進化の過程でどのように獲得されてきたのだろうか…まぁ触角が楽しい感じの昆虫はわりと多いような気がするので、触角は変化させやすい器官なのだろうと思いますが、それにしてもオシャレさんですねぇ。

The rain makes you beautiful.


コガネムシ Mimela splendens
15 Jun. 2011. 鹿児島県阿久根市

 ここ数日は九州で撮影した写真をUPしていますが、僕が九州に行っている間、ほぼ毎日のように雨でした。これでもか!ってくらい雨でした。まぁ目当てのものは採集できたので問題ないのですが…やっぱり晴れた空の下でたくさんの昆虫に逢いたかった…と思っていたのですが、こいつを見たときに思い直しました。雨もまたいいと。水滴を身に着けたコガネムシは、いつもよりしっとりと、そして美しい姿でした。
 雨の日はあまり野外に出ることはないのですが、あえてしとしと雨が降る日にフィールドに出かけるのも、たまにはいいのかもしれません。来週の週末はいつもの谷へ出かける予定ですが…やっぱり晴れるといいなー!
 ちなみにメタリックに輝くコガネムシの身体には、カメラを構える僕の姿が写っています。まぁさすがにハッキリとわかるものではないのですが…初登場、自分!

Camouflage


コマダラウスバカゲロウ Dendroleon jezoensis
18 Jun. 2011. 長崎県大村市

 実は、長崎県はずっと訪ねてみたかった県でした。というのも、長崎県はだいぶ前に放送されていた「愛し君へ」というドラマ (原作は「解夏」) の主人公の出身地。ドラマ自体も結構好きだったのですが、僕はドラマの挿入歌がかなりお気に入りです。森山直太朗の「愛し君へ」という歌なのですが、なんというか…すごく素敵な歌なんです!大切な人に聴いてほしいような、そんな歌。そんなこんなで長崎にいるときは「愛し君へ」が頭の中をぐるぐる何回もリピート再生してました。

 この写真は以前に紹介した単為生殖する (であろう) イシノミの両性個体群を採集しに行った滝の近くで撮りました。この場所にはお目当てのイシノミがわらわらといたのですが、それに紛れて変なものが…岩についた藻類・地衣類の迷彩服を身に纏ったコマダラウスバカゲロウの幼虫。ウスバカゲロウの幼虫なだけあって姿形は“アリジゴク”そのものですが、巣を作ったりはせずにじっと獲物が来るのを待っているようです。しかし、よくまぁこんなに特殊な色になったもんだ、と感心してしまいますねー。世界にはまだまだ僕たちの想像を超えるような生き物がたくさんいるんだろうなぁと思うと、それだけでワクワクしますね!これからも色々なところへ行って、色々な出逢いをしていけたらいいと、そう思います。

POND


フナムシ Ligia exotica
16 Jun. 2011. 熊本県八代市

 この日は熊本の球磨川を上流から海まで下りました。海岸で見つけたのがこのフナムシ。僕はフナムシという生き物がどうも好きになれません。なんというか…肢がたくさんあって動きが凄い早いじゃないですか。それにたいてい集団でいるし…つまり気持ち悪いってことですね。って思っていたのですが…写真を撮ってみるとなかなかカッコいいのかも!と思いました。尾角は二叉型で、先端は白くなっていました。このときはテンションが上がって「カッコいいな!」と言いながら写真を撮っていましたが…やっぱり冷静に考えたら気持ち悪いですね!うん。

 さて、この日はなかなか大変でした。というのも…この日、僕は池に落ちました!しかも岸際の水深が僕の身長以上あるような、岸際が絶壁の池だったので、落ちた瞬間に僕は立ち泳ぎをしなければいけませんでした。ただの着衣水泳ですら大変ですが、雨で増水していた上にヒップウェーダーを履いていたのでさらに大変…こういう瞬間には本当に、色々と頭を過るものなんだな、ということがわかりました。そして、このとき頭を過ったことは、僕にとって結構大切なことであるようにも感じました。いや、っていうかそんなことより気を付けないとダメですね!これから川が増水したりする季節ですし!みなさまも雨の日の野外・川・池には十分注意してください。

Coward


オジロアシナガゾウムシ Mesalcidodes trifidus
15 Jun. 2011. 鹿児島県阿久根市

 草の茎にぎゅっとしがみついて動かないゾウムシ。その先に見えるのは、ゆっくりと近づいてくるカタツムリ。「なんか近づいてくる!僕はもう動けない!」といった感じに見えてしまいました。

 まぁ本種を見つけるとほとんどの場合はこんな感じでしがみついていることが多いです。そして弄ろうとするとすぐに落ちて擬死します。白黒模様が印象的で、子供のころは“パンダゾウムシ”なんて呼んだりしていましたが、この白黒は鳥の糞に擬態しているんですね。

 ちなみにこの後、両者はどうなったのか…それを見届ける時間はありませんでした…残念!何しろ動きが本当にゆっくりだったので。

So cute!


コフキヒメイトトンボ Agriocnemis femina oryzae
14 Jun. 2011. 鹿児島県薩摩川内市

 この写真を撮った周囲の田んぼの脇には素掘りの水路があり、そこには多くのトンボが生息していました。その中でも一際カワイかったのがこいつです。大きさは2cmほどで大変小さく、色も素敵です。最初は胸部の白が目立っていて見つけやすいと思ったのですが、よく見たら白くない個体もいました。帰ってから調べてみると、オスは成熟するとともに胸部に白い粉が出てくるのだそうです。本種も本州では中国地方以南、その他では四国・九州・沖縄などに分布する南方系の種でした。

 この写真を撮っている時に気付いたのですが、どうやら僕はイトトンボをこの構図で撮影するのが好きなようです。似たような構図で以前にもトゲオトンボ Rhipidolestes aculeatus aculeatus を撮影していました。

 そして…この写真だと小ささが伝わらないんですけど、実物を見たらホントに小さくてカワイイですよ!こいつ!

Thorn!!


タケトゲハムシ Dactylispa issikii
18 Jun. 2011. 長崎県諫早市

 この写真はサンプリング最終日に撮った写真です。近くの川では後輩が研究材料である魚を釣ってました。サンプリング方法が釣りというのもなかなか楽しかったです。もちろん僕も釣らせてもらいました!

 タケトゲハムシはその名の通り、竹 (笹の葉) を食べる刺のある葉虫。トゲハムシの仲間は刺があるので「トゲトゲ」と呼ぶこともあったようです。でも安易にそういった名前を付けるとよくあること…それは“例外”。実は「トゲトゲ」の仲間には刺がないグループもあるのだそうです。その結果、刺のないトゲトゲは「トゲナシトゲトゲ」という名前が付けられました。近年では「ホソヒラタハムシ」と呼ばれることもあるそうですが、同じトゲハムシ亜科 Hispinae であり、近縁であることは間違いないようです。
 ちなみにこのタケトゲハムシは九州にのみ生息している種。現地では「とりあえず面白い虫!」ということで撮影しましたが、さりげなく九州ご当地昆虫でした。
PROFILE

Tomoya SUZUKI

Author:Tomoya SUZUKI
1985年10月生まれ

HP: MAGNIFYING GLASS
2015年5月2日開設

※画像の無断複写・転載を禁じます。
写真の使用に関しましてはメールまたは問い合わせフォームよりご連絡ください。

E-mail:
10.3.t.suzuki@gmail.com


現在使用中のカメラ
SONY α77
SONY α77 II
SONY α99

これまでに使用したカメラ
SONY α700
KONICA MINOLTA α7 DIGITAL

現在使用中のレンズ
SONY 50mm F2.8 Macro
SONY Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II
SONY 70-400mm F4-5.6 G SSM II

これまでに使用したレンズ
MINOLTA AF MACRO 50mm F2.8
MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5
MINOLTA HIGH SPEED AF APO 80-200mm F2.8
SONY Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA
Kenko α-AF 2X TELEPLUS MC7

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