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Beautiful Hunter


オオイトトンボ Paracercion sieboldii
31 May. 2011. 長野県松本市

 今日は毎月の月末にコオイムシの調査をしている池へ。この池のコオイムシの量は非常に多くて、今日も15分間で60個体ほど採集できました。今日の調査は雌雄を数えたり、その中で卵を背負っているのはどの程度なのかを調べたりした後、実験用に卵塊を背負ったオスを数個体確保して、残りは池に放してまた来月ご対面。

 今日の午前中は晴れていて、調査も順調に終わったので少し写真を撮ってお遊びを。ルリイトトンボの飛翔です。口には獲物を咥えています。おそらくハエ目Dipteraの何かでしょう。時間があったらもう少し良い写真を撮りたかったのですが…美しい青です。

BABY


ナナフシ目Phasmatodea sp.
21 May. 2011. 長野県松本市

 昨日の夜に学会から帰ってきました。

 今日の写真はナナフシの幼虫。いつもの谷で沢山見ることが出来ました。前脚を前に伸ばして止まっている姿は、可愛らしくてなんとも言えませんね。

Blue Branch


ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus
21 May. 2011. 長野県松本市

 気が付けばホソミオツネントンボの体色が青に変わっていました。本種は越冬時には体が茶色で枝に紛れていますが、春になって暖かくなると青に変化します。もっと綺麗な青になっている個体も沢山見かけました。この日は暑くて昆虫も沢山いたのですが、最近は雨が多くて困ります。川が大増水です。コオイムシの餌が…

 明日から大阪で行われる研究会に行ってきます。

The sunlight played on the pond.


ハラビロトンボ Lyriothemis pachygastra
25 May. 2011. 茨城県笠間市

 太陽の光・水面・トンボときたらこの構図ですね。本当はハッチョウトンボをこの構図で撮りたいのですが、僕はまだハッチョウトンボと出会ったことがありません。今回は昨日のサンプリングの際に見かけたハラビロトンボでこの構図を試してみました。茨城の笠間市周辺はハラビロトンボがとても多かったです。キラキラと光った水面をバックにトンボが止まっている写真は、綺麗なトンボをさらに綺麗に魅せます。

Combine ZM


ドロハマキチョッキリ Byctiscus puberulus
24 May. 2011. 長野県松本市

 本日はいつものような生態写真ではなく顕微鏡写真。被写体は先日アップしたドロハマキチョッキリ Byctiscus puberulus です。しかし、ただの顕微鏡写真ではありません。普通の顕微鏡写真というのは、倍率が高くなればなるほど焦点深度の問題でピントが非常に狭い範囲にしか合ってくれません。つまり、甲虫のように厚みのある被写体は倍率を高くするとピンボケの部分が多くなってしまいます。ですが、この写真は焦点深度がかなり深くなっています (口器の部分が若干ピンボケですが…)。実はこの写真、ピントを少しずつズラしながら撮影した21枚の画像を合成することで全体にピントが合うようにしています。合成にはCombine ZMというフリーソフトウェアを使用しました。このソフトウェアは知り合いの方に教えていただいたのですが、かなり使えることがわかりました。
 顕微鏡写真もなかなか面白いですね。ただ光っているだけに見える体表も、拡大すれば微細な構造や毛などが鮮明に見えてきます。Windowsにしか対応していませんが、顕微鏡写真を撮る機会がある方は、ぜひCombine ZMについて調べていただけると良いと思います。非常に便利です。

 明日は朝早くから茨城へサンプリングに行ってきます。

White Tiger


シロトラカミキリ Paraclytus excultus
21 May. 2011. 長野県松本市

 今日の写真も先日いつもの谷で撮影したものです。土曜日は最高気温が32℃だったこともあり、様々な昆虫を見ることができました。このシロトラカミキリは山椒の木に花が咲いていたので夢中になって花に頭を突っ込んでいたのでしょう、顔中が花粉まみれになっています。

Rainbow-colored


ドロハマキチョッキリ Byctiscus puberulus
21 May. 2011. 長野県松本市

 シダの上を歩いていた綺麗な甲虫。ゾウムシだと思って撮っていたのですが、帰ってから調べてみると「チョッキリ」というオトシブミ科 Attelabidae の仲間でした。本種はイタドリ・ドロノキ・カエデなどの葉を巻いてその中に産卵します。前方へ伸びる一対の刺構造が全胸にあるのがオスだそうです。この個体はオスですね。わかりにくいかもしれませんが、この写真でも刺があることが確認できます。
 しかし、こんなに綺麗なのに名前に“ドロ”が付いているのはちょっと可哀相な気がするのですが…

New Order


アザミウマ目 Thysanoptera sp.
21 May. 2011. 長野県松本市

 今日は予定通り後輩といつもの谷へ。僕は植物に関して全く知識が無いのですが、後輩は植物が好きで、色々と教えてもらいながら歩くことができました。そんな中でキレイなスミレの仲間を見つけて、「スミレは同定が難しいんです」なんて話を聞きながら、僕のカメラを借りて後輩が写真を撮っていました。僕が後輩の撮った写真を確認していたら何やら小さな昆虫が…「これ何?」と聞いたら「いま飛んできました」と。それからすぐに正体がわかりました、というか半分以上わかっていた状態で「これ何?」と聞いたのですが…アザミウマです。その後、後輩からカメラを返してもらって僕がパシパシ写真を撮りました。本当はもう少し近づきたかったのですが…飛んで行ってしまいました。

Depth of field

ケブカヒメヘリカメムシ
ケブカヒメヘリカメムシ Rhopalus sapporensis
24 Aug. 2008. 長野県松本市

 僕は写真を撮る際、基本的には奥行きと色を大切にしたいと思っています。F値は低めにして撮るのが好きですし、ストロボは使わずに自然光で撮るのが好きです。まぁ接写用のストロボを持っていないだけと言えばそれまでですが…。とにかく、写真を撮る時にはいつでも、どこかオシャレさを求めてしまいます。この写真も、自分なりに奥行きと色とオシャレさを持たせています。結局は自己満で終わってしまうことが多いですが!

 明日は後輩と一緒にいつもの谷へ行くことになりました。

Digger


ケラ Gryllotalpa fossor
19 May. 2011. 長野県岡谷市

 本日はオオコオイムシを求めて岡谷まで行きましたが…不発でした。残念。しかし、池をタモ網でガサガサやっていると不器用に泳いでいるやつを見つけて、救出 (?) してやりました。ケラです。まぁこいつにしたら、水から上がったと思ったら僕に捕まって、写真をバシバシ撮られて大変だったと思いますが…「ごめんよ!でもちゃんと放してやっただろ?」と心の中で思いながら満足でした。もちろん自然状態でこんな格好をしているわけはなく、僕が腹部を持ちながら撮影しています。それにしても立派な小顎鬚 maxillary palp と下唇鬚 labial palp です。
 実は、だいぶ前になりますが「てふてふの生活」というブログのてふてふさんがケラを撮影されていて、僕も一度撮影したいと思っていた被写体の1つでした。てふてふさんの写真には全く敵いませんが…とりあえず、満足です。
PROFILE

Tomoya SUZUKI

Author:Tomoya SUZUKI
1985年10月生まれ
博士 (理学)

昆虫類の分子系統地理や種分化などについて研究しています。週末は山にいることが多いです。ここではほとんど山や生きものの写真を掲載します。たまに研究の話しも書く予定です。

HP: TOMOYA SUZUKI WEBSITE
2015年5月2日開設

研究内容や写真使用の問い合わせに関しましてはメールまたは問い合わせフォームよりご連絡ください。
※画像の無断複写・転載を禁じます。

E-mail:
suzuki_t(a)shinshu-u.ac.jp (UNIVERSITY)
10.3.t.suzuki(a)gmail.com (PRIVATE)


現在使用中のカメラ
SONY α77
SONY α77 II
SONY α99

これまでに使用したカメラ
SONY α700
KONICA MINOLTA α7 DIGITAL

現在使用中のレンズ
SONY 50mm F2.8 Macro
SONY Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II
SONY 70-400mm F4-5.6 G SSM II

これまでに使用したレンズ
MINOLTA AF MACRO 50mm F2.8
MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5
MINOLTA HIGH SPEED AF APO 80-200mm F2.8
SONY Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA
Kenko α-AF 2X TELEPLUS MC7

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